中国で富裕層といわれる人の年収はいくらですか

中国富裕層と呼ばれるのは、どれくらいの年収、資産を持っている必要があるのでしょうか。

日本では、世帯年収が2,000万円から3,000万円以上、金融資産が1億円以上ある人を富裕層といいます。

 

では、中国の富裕層の定義は、どうなのでしょうか。

 

マッキンゼー・アンド・カンパニーが2009年に行った調査によると、

年収200万元(約2900万円)以上の中国人を指す。 投資可能な資産が1000万元(約1億3000万円)以上ある中国人。

投資可能な資産とは、金融資産と同意語とすれば、中国の富裕層は、日本の富裕層より資産がやや多いということになるのでしょうか。

 

そのような富裕層は、年率15%の勢いで増加していて、この分だと2015年までには400万世帯を超えるのではないかと、云われています。

実際、今年は、その2015年ですね。

この予想通りなら中国の富裕層の人数は、いまや米国・日本・英国に次いで世界第4位になっているはずです。

 

この点で、米誌フォーブスが発表した「2010年版の世界長者番付」では、中国は、世界で2番目に富豪の多い国になりました。

長者番付に入った富豪の4割に当たる403人がアメリカ人だったが、中国が初めてロシアを抜き2位になり、09年の28人から62人まで増加した。

 

さらに、中国国際放送局によると、こんな発表もありました。

世界女性富豪トップ10のうちの5人が中国人であると発表し、「15年後、中国のIT業界から、フォーブス世界長者番付のトップとなる人が出る可能性がある」とした

これまでは、不動産業界で財産を作った人がい多いのですが、これからは、IT業界の人たちが、富を蓄えていくだろうと、中国の人たちは、考えているようです。

 

お金持ちの多い国として、世界の長者番付のトップに躍り出るのではないかと云われている中国、これから、世界に対してより大きな影響を与えていくことでしょう。

 

また、中国人富裕層は若年層が多く、45歳以下が80%を占めているのが特徴です。
アクティブな若い人たちが、お金を持っているということは、購買力アップや、このお金が投資に回される可能性も大きくなり、中国の発展の勢いがまだまだ続くと予想されますね。

なぜ、中国の富裕層が若い人が多いのか、この理由は、また次の記事で書こうと思います。

 

全然貯蓄がなくても、1億円の資産がある人と同じ生活をするには

 

 

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