私は、脂肪を摂取する手段としてバターコーヒーやバター紅茶は便利だなと思って飲んでたんだけど、なんとバタ―コーヒーダイエットというダイエット法があるんですね。
糖質オフダイエット×バターコーヒーダイエットは、最強のダイエットといえるかもしれません。
?要約
発案者 アメリカのIT起業家、デイヴ・アプスリー
基本 朝食代わりにバターコーヒーを摂取するダイエット
作り方 コーヒー200㏄にグラスフェッドバター10gとMCTオイル大さじ一杯を加えてブレンダーで混ぜるだけ
この本で? 紹介されて話題になり広がったそうです。
- 作者:デイヴ・アスプリー
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: ペーパーバック
コーヒーとバターとNCTオイルを混ぜて飲んだらどんな効果があるのでしょう。
ダイエット効果のあるバターコーヒーの材料
コーヒー
fancycrave1によるPixabayからの画像
『カフェイン』には交感神経を刺激し活発化させる働きがあり、体のさまざまな器官の働きが活発にし基礎代謝をあげる。さらに、カフェインは集中力アップにつながり、眠気をもたらすのを阻害する働きもある
クロロゲン酸は、糖質を分解する酵素を阻害し、糖質の吸収を緩やかにする働きがあり、脂肪を燃焼させ、脂肪を身体にため込むのを阻止する
抗酸化物質であるポリフェノールが老化を防ぐ働きがある
グラスフェッドバター
グラスフェッドバターは、牧草だけを餌にして飼育された牛の乳から作られるバターのことで、不飽和脂肪酸が多く含まれ、血中の悪玉コレストロールや中性脂肪を減らし肥満を防ぐ働きがある
MCTオイル
MCTオイルは、中鎖脂肪酸オイルのことを指し、といったヤシ科植物(ココナッツやパームフルーツなど)の核の部分に含まれている天然成分のことです。このMCTオイルは、消化吸収に優れていてエネルギーになりやすく、脳にも栄養補給をしてくれる
バターコーヒーは満腹中枢を刺激する
空腹を紛らわせるのにコーヒーを飲むのは効果的ですが、コーヒーをバターコーヒーにすると、ますますよさそうです。
なんでもバターコーヒーには、『コレシストキニン』という消化管ホルモンの分泌を促す作用があって、このホルモンが満腹中枢を刺激し食欲を抑制、結果、腹持ちが良くなるらしい。
実感として、満腹感はそんなに感じませんが、腹持ちはいい気がします。
糖質が含まれない効果
糖質オフをしている人ならわかると思うんですが、糖質を少しでも摂ると、ほどなくしてすごい空腹感に見舞われます。
空腹感を抑えることがダイエットには大きな課題なんだけど、この忌まわしい空腹感を抑えるには、糖質を摂らないのがコツなんです。
そこがわかると、バターコーヒーの価値が理解できると思います。
良質の脂肪を摂取できる
糖質を極端に制限するのがケトジェニックです。でも、人間の身体は生きるために必要なエネルギーを必要とします。
小柄な女性であっても、1200~1400くらいは必要ですよね。そのエネルギーを、糖質から摂れないとなると、タンパク質と脂肪しかありません。
食物繊維も腸内細菌の働きを通してエネルギー源になり得ますが、計算委は入れられないですよね。
そうなると、タンパク質と脂肪のどちらかということになります。
タンパク質を多く摂ってもエネルギーを増やせますが、過剰に摂ると内臓への負担が増えるといわれています。それによって内臓疲労を引き起こします。
(参考:タンパク質の摂りすぎは危険!?過剰摂取による影響とは)
それで、残る選択肢として、脂肪でエネルギー摂取すべしというのがケトジェニックの常識になっています。
タンパク質や炭水化物の1g当たりのエネルギーは、4㌔㌍、それに対して脂肪1gのエネルギーは9㌔㌍ですから、少しでエネルギーを摂取できるのが脂質のよいところです。
糖質を一日20g以下に抑えて、タンパク質をほどほど増やしたとしても、一日のエネルギーには足りません。足りない分を良質の資質で取るのです。
私の場合、糖質は25~30g、タンパク質は60gですから、脂質を75g~80gに増やしています。それでも皮下脂肪が減ってます。
多くのドクターが脂肪を摂りすぎてはいけないという警鐘を鳴らすのは、糖質過多で総エネルギーが十分のところに脂肪まで過剰摂取して、何千キロカロリーも摂って人が多いからではないでしょうか。
というわけで、バターコーヒーは、ケトジェニックダイエットをと併用すると、とても効果的なのです。
お手軽にバターコーヒーダイエットを始めたい人にお薦め
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