「アンチエイジングとは」とWIKIで調べると、こんな簡潔な言葉で説明されています。
抗加齢療法、抗老化療法。
年を取ることによって起る老化の原因を抑制することによって、老化を予防したり、老化を改善すること。
ここ数年、医療や美容・健康分野で注目されている言葉である。
若いときには、自分が年を取ってしまうなんて、頭ではわかっていてもそれほどの危機感は持っていないのが普通です。
でも、確実に老化、加齢というものは、忍び寄ってきます。
老いを止めることなどできはしません。でも、少しでも若く美しくありたい。いくらかでも、老化のスピードを遅らせたいと、思のものなのです。
何歳ぐらい若く見られたい?というアンケートをしたら、多くの人は何歳くらいと答えるでしょうか。
あなたは、いかがですか?
そもそも、老化はなぜ起こるのかということを、科学の力で解明できれば、老化を止めることが出来るはずだと考えて来た人類ですが、結局わからないようですね。
今現在、細胞の酸化と糖化が、老化の原因として考えられていて、抗糖化、抗酸化の研究が進んでいます。
抗酸化の考え方から行けば、酸素は敵のように思いますが、実際には、私たちは酸素を吸って、酸素が肺から細胞に送られて生きることができています。この酸素が細胞の中に入ると、栄養素となる物質、(たとえばブドウ糖)を酸化して生命活動を維持しているのです。
しかしながら、酸素は栄養素だけを参加するのではなく、他の物にも影響を与えます。とくに酸化力の強い活性酸素が問題になります。
酸素はなくてはならない物なのに、身体に対してダメージを与える酸素。
そのダメージを少なくすることで老化を防ごうとするのが、抗酸化です。
抗酸化とともに、最近よく言われるようになったのは、抗糖化です。
糖、すなわちブドウ糖は、私たちのエネルギー源として重要な物質です。
ブドウ糖はエネルギーになるだけでなく、脂肪に変わったり、タンパクや遺伝子の成分になったりもします。
また、脳は、ブドウ糖のみをエネルギー源としてしか使っているので、ブドウ糖が不足すると意識を失ってしまいます。
しかし、こんなに必要なブドウ糖でも、体の部分と結合して糖化物質となり、私たちの体に影響を与えるようになります。
以上のように、酸素もブドウ糖も体にとって必須の物質でありながら、その一方で老化を促進するということがわかっています。