オーリスタットがあれば脂肪の多い食事も怖くない!

脂肪が体に付くのを抑制する効果のある、医薬品があるのをご存知ですか?

商品名は、Lloyd Laboratories Inc.社のオルリファスト(Orlifast)、ロシュからはXenicalゼニカル)、グラクソ・スミスクラインからはAlli(アライまたはアリ)

その他、オルリファスト ビーファット オベリットなどが有名ですね。

これらは、オーリスタットという成分で作られた医薬品ですが、日本でも合法的に個人輸入できる医薬品で、唯一中枢神経系に作用しない肥満治療薬です。

この薬の主成分は、オーリスタット

脂肪を消化する酵素、リパーゼが不活性となることにより、食べ物に含まれる脂肪は脂肪酸やモノグリセリドに分解されないため、腸で吸収されにくくなり余分な脂分30%を吸収せず体外へ排泄します。

ちなみに、先日紹介したサントリムプラスも、脂肪の吸収を阻害しますが、こちらにはコーヒークロロゲン酸が入っています。

このコーヒークロロゲン酸は、花王ヘルシア】にも入っていますが、この成分で痩せる原理は、肝臓や筋肉の細胞内にある燃焼器官 「ミトコンドリア」にはたらきかけ、食べ物に含まれる脂肪の取り込みを促進し、効率よく燃焼し、エネルギーに変換するというもの。

原理は違いますが、どちらも脂肪の多い食事を好む人には、魅力的な製品です。

安価で手に入るオルリファスト(Orlifast)について、私も気になるので、さらに調べてみました。

この薬品は、ダイエットの定番商品ロシュ社「ゼニカル」のジェネリック製品です。

ゼニカルに比べて作用が緩やかであるという口コミがきかれました。

この医薬品は、摂取した油分をカットするため、糖尿病や高血圧症などの予防効果にも役立ちます。

ただし、副作用として、余分な脂を出してしまうので、脂質に溶けて吸収される脂溶性栄養素(ベータカロチンやビタミンA.D.E.K)が溶け込んだ脂肪も排泄されてしまうため、不足しないように補う必要があります。

今話題の、オメガ3系脂肪酸やオメガ6系脂肪酸も、不足しては困りますね。それら、脂溶性の栄養素は、サプリメントなどで摂取する必要が出てきます。

推奨摂取量は、1日3回、1回120mg(1カプセル)とされています
食事中、食後に服用。

アレルギーがある方もいるとのことですので、注意して用いるべきですし、
服用する場合は、医師に指示に従うべきでしょう。

偽造医薬品もあるので、気を付けましょう。

ゼニカル関連商品の偽造品について」
https://www.roy-union.com/Caution/Xenical.html