このハイチオールCを、「お酒を飲む前に飲んでおくと、悪酔いしない、残らない」らしいのですが、本当なのでしょうか。
「お酒を飲む前に飲んでおくと、悪酔いしない、残らない」のは、ウコンとか、牡蠣エキスが有名ですね。
あとシジミ?
アラニンという成分が注目されているようです。
あと、抗酸化サプリでも、悪酔いしない、二日酔いにならないと聞いたことがあります。
L-システインを飲んでおくと、本当にお酒がたくさん飲めるのでしょうか。
L-システイン、体験者の声
これは、ツイッターでの、飲んべーさんたちの声
- Lシステインを飲酒前に飲むとお酒が1.5倍飲める
- 沢山飲んでも気持ち悪くならない
- 飲んでビックリ♬半端じゃないぐらい効くじゃないですか!!翌朝が全然違う!!
- 体感的にダメージが半分以下になる感じです
- ビール3Lと日本酒3合とリキュール少々を昨夜飲んでる内から頭痛が酷かったのに今朝はケロっと目覚めて快調そのもの
- 飲み会前にシステイン飲んだけどシステイン飲むと普段の量の1.5倍くらい飲める
- ハイチオールCに含まれているL−システインが肝臓の動きを良くしてくれるから、酒の代謝が良くなるのね。ちなみに二日酔いの人も効く。かといって過信して、L−システインの過剰摂取は肝臓に負担をかけるからな。(どんな成分もそうだが、とり過ぎたらだめ)
- Lシステインのせいで酒に強くなったが、酒量が増えた
お酒も飲みすぎ注意だけど、L−システインも飲みすぎ注意だよ~~
なぜたくさんお酒が飲めるのか
前もってLシステインを飲んでおくと、たくさんお酒が飲めるとか、二日酔いにならないというのは、気のせいではないらしいです。
Lシステインのお酒への効果
アセトアルデヒドの分解を早める
急性アルコール中毒を予防する
慢性アルコール中毒を治療する
禁酒を助ける
肝臓保護(※タウリンの効果)
なるほど、急性アルコール中毒を予防するっていうことは、たくさん飲んでも、中毒症状にならないという意味ですよね。
つまり、限界量を超えても、救急車で運ばれたり死んだりしないということになりますか。
命をかけてまでお酒を飲みたい気持ちはわからない
このような効果があるのは、Lーシステインはアルコールの分解速度を早める働きがあるためです。
難しく言うと、アセトアルデヒドと共有結合し、 無毒の2-メチルチアゾリジン-4-カルボン酸化合物に変化する、です。
どれくらい、アセトアルデヒドを分解するかという研究をしたのは、S,Tsukamotoという方で、
「マウスにおいて急性アルコール中毒に対するアミノ酸の効果:血液や組織中のエタノール、アセトアルデヒド、酢酸、アセトンの濃度」
1990年、日本で行われた研究(※2)によると、 Lシステインは水溶液中で41.3%、 ヒトの血液中で47.0%、アセトアルデヒドを減少させました。
このような効果は、お酒の席で、飲みたくないのに飲まされる下戸さんには、うれしい効果です。
まあ、本当にお酒に弱い人が、Lシステインを飲んでからお酒を飲んで、普通にお付き合いができるのか、実験してみる必要がありそうですね。
やってみようかな?
ちなみに、ビール135ml 一本で、頭痛になるわたし。
もし、ビールを大瓶一本分飲めたら、今後はLーシステインを喜んでバッグに常備します。
さて、さっきの効果の項目にあった、禁酒を助けるだけど、これって矛盾していると思いません?
たくさん飲める効果のあるLーシステインが、飲まないためにも効果があるって。。。
この根拠となった研究は、
2010年 Peana AT(イタリア サッサリ大学)ら「L-システインはラットにおいて、経口エタノール自己投与とエタノール飲酒行動の反復を削減する」
ラットのエタノールによって誘導される鼻突行動(水を飲むしぐさ)が、 生理用食塩水(プラセボ)では効果がなかったものの、 Lシステインを与えられたラットでは、 有意に減少しました。
お酒を断つ必要のある人間に、Lシステインを与えると、お酒を欲しがらなくなったという意味ですかね。
なんとなく、納得がいかないけど…
アルコール依存症患者の飲酒量を減らすために、Lシステインが効果があるといいですね。
抗酒剤という薬があります。
抗酒剤というのは、その薬を飲むと、一時的にお酒に対して、非常に弱い体質をつくる作用のお薬です。
あまりお酒を飲めない人は、飲むとすぐに顔が真っ赤になり、そのうち頭痛、吐き気が起きますが、
この薬を飲むと、お酒の強い人も、そうなっちゃうということですね。
このような抗酒剤には、であるシアナマイド(水薬)とであるノックビン(粉状)の二種類があるそうです。
この薬を飲んだら、お酒がほしくなくなりますよね。
効果ありそう~~
でも、飲んでも飲んでも酔わない、度を越しても二日酔いにならないLシステインが、飲酒に効果があるなんて、やはり、納得がいきませんが…。
もしかして、お財布が空っぽになって、たまにしか飲めなくなるってことですかね~
肝臓を保護するという効果について
Lシステインが体の中で作る物質には、抗酸化作用のある「グルタチオン」や、「タウリン」があります。
このタウリンに、アルコールやアセトアルデヒドで傷ついた肝臓を保護する効果があるんですって。
アルコール性肝疾患や脂肪肝の予防と回復にも効果があるとは嬉しいですよね。
それで、Lシステインは、肝臓保護効果があるということになっています。