HIV検査が、妊娠判定薬の気安さで自分で行えるようになった?

もしかしたら、自分がエイズにかかっているかも・・・

そんな心配を抱えながら、病院に検査にも行けないで悩んでいる人は、
案外多いかもしれませんね。

もう少しの辛抱で、その不安が簡単に解決できそうです。

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今年の夏、HIV検査をたったの1時間で行える簡易検査キットが発明されました。

発明者は、若干15歳のカナダ人少女、Nicole Sabina Ticeaさん。

彼女が発明したのは、、HIV検査をたったの1時間で行える簡易検査キット。

妊娠検査薬のように(あのリトマス試験紙のようなものだろうか)、簡単に使用することができ、しかも生産にかかる費用は5ドル以下

 

この発明が認められたのは、2015年5月16日、

科学のオリンピックとも呼ばれている大会「Intel ISEF」2位を受賞し、そのことでもらった賞金は、50,000ドルだったそうですよ。

この素晴らしい発明は、実用化に向けて、投資家を募っている状況だそうです。
とてもいいニュースですね。

国連合同エイズ計画(UNAIDS)が発表したHIV感染者数

2014年末、世界のHIV陽性者数は3690万人、(2013年末、世界のHIV陽性者数は3500万人、1年で190万人の感染者の増加。

この数字は少なくないけれど、死亡者数は年間150万人いるのだから、新たにHIVに感染する人は、350万人ということではないのかな?

しかも、恐ろしいことに、若年層の新規HIV感染者の半分ほどは自身の感染を知らずに過ごしているという。13歳から24歳の人々だけでも、毎年5万人ほどの新規感染者が出ているという。(アメリカ疾病管理予防センター)

 

この発明のメリット

この検査によって、HIVに感染しているかどうかを早期に知ることができれば、感染をさせないように予防が出来るし、知らずに妊娠して、HIVの子供を産んでしまうこともなくなるし、本人も適切な治療を受けて、致命的な発症を数十年単位で遅らせることもできます。

彼女が開発した製品が普及すれば 、高価な設備や専門知識がなくとも、いつでもどこでも自分の手でHIV検査が行え、すぐに結果を知ることができます。

早く実用化してほしいですね。

その価格なら、学校や職場で配って、自分で診断することも可能ですね。

検尿や検便と同じ雰囲気で、結構診断の一環としてHIV検査が行われる日も、もう近いかもしれません。




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