食欲抑制ホルモン『レプチン』を味方につけよう!

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お昼にラーメンを食べたのに、すぐにお腹がすいてきちゃった

おつゆまで飲んだのに~

というような経験はございませんか?

ダイエットの最大の敵とは、ラーメンでもケーキでもアルコールでもなく、

空腹感じゃないでしょうか!

 

空腹感に打ち勝つ方法はないのでしょうか

空腹を感じないために、何かできないだろうかと、ネットを探っていたら、レプチンというホルモンが、食欲に影響を与えるという情報をゲットしました。

レプチンは、ギリシャ語の「レプトス」に由来する言葉で、「痩せる」という意味なんですって!

レプチンは、今この瞬間、恋人になったーー

レプチンは満腹中枢を刺激する

この発見は、アメリカの病院ので行われた9人の肥満患者を対象にした実験がきっかけだったみたい。

レプチンは脂肪細胞で作られ、食事時に満腹感を感じて食べるのを止めさせるように働きます。

実験では、肥満の患者にはこのレプチンの生産能力が衰えている方が多く、それが原因で、食欲をコントロールできない、という結果が出ました。

食欲抑制ホルモン「レプチン」の分泌には、重要な働きをするミネラルが存在するそうです。

それが、亜鉛

亜鉛は、細胞の分裂などの新陳代謝の活発化に必要なミネラルです。

これは実験による裏付けがあります。

  • 亜鉛を食事と一緒に30mgから60mg加えることで、血液中のレプチン濃度の上昇
  • 亜鉛をまったく与えられなかったグループは、レプチン濃度の減少

ずいぶんシンプルな実験ですね。

結論として、 亜鉛の体内量とレプチンの増減には明らかな相関関係がみられる。
つまり、 亜鉛は体脂肪のコントロールをし、ダイエットを成功させるには、必須の物質である。

亜鉛が足りない人は、間違いなく太ります。

だから、痩せたい人は、しっかりと亜鉛を摂っていきましょう。

食欲中枢を刺激するグレリン

一方、グレリンという胃から分泌されるホルモンがあって、これは、ダイエットの敵のほう。

グレリンが分泌されると、食欲中枢が刺激され食欲が増します

敵といっても、このグレリンが、不要なわけじゃないです。

空腹時に、グレリンが分泌されないと大変なことになりますよね。

だから、命を守るための大事なホルモンです。

ホルモンが正常に働く体をつくる

命を守るための、グレリンとレプチン。

レプチンとグレリンは、正常に働いている限り、太りすぎを助長したりする危険はありません。

しかし、しばしばそのバランスが崩れちゃう~

無理なダイエットや、体脂肪がつきすぎた人とか、コンディションによって、かな。

体脂肪が20を切ると、太りにくい?

そんなこと、聞いたことないですか?

これは、「ダイアナ」というネットワークビジネスのサロンで聞いた話です。

その時は、そんなものかなあ、って思った聴いてただけですけど、

確かに、当時痩せていた私は、今と比べて太りにくかった気がします。

それが、今、(体脂肪が30に届きそうな勢いなんですが)そんなに食べてないのになぜか痩せないんですよね。

年齢のせいかなと思っていたんですが、それだけじゃなかったんですね。

体脂肪が高くなると、レプチンの量自体は増えるんですが、それ以上に、太った体はレプチンの受容体が鈍くなってしまうので、満腹感を感じにくくなってしまうんです。

だから、太っている人は、ついたくさん食べちゃうわけ。

リバウンドにも影響する?

このレプチンの受容体が鈍いことは、リバウンドにも影響するみたい。

つらいダイエットに打ち勝って、体脂肪を減らしてもレプチンの受容体の感度は鈍いまま。

なので、しばらくは食欲が抑えられないのね。

だから、ダイエットするなら、体脂肪を減らし、レプチン受容体を正常が戻るまで、頑張りましょう!

そうすれば、ホルモンの働きが正しく作用し、美しいプロポーションを楽に維持できる体になれるのです。

寝不足も、ダイエットには大敵

それから、もう一つ、ホルモンを正常化するためにできることがあります。

睡眠時間が5時間以上の人に比べて、5時間未満の人は肥満になりやすい

なんと、睡眠時間が短い人ほど、食欲を刺激するグレリンが多く、食欲を抑制するレプチンが少ないそうです。

寝不足になると、食欲にブレーキがかかりにくくなるということです。

たしかに、寝てる間は、お腹がすいても気づかないしね。

今夜から、食事量をコントロールするために、たっぷり寝ることにしましょう!

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