女の性(さが)
「世の中には、男と女しかいない」というが、これを、男がいうのは許せる。
女がこれを云ってしまったら、おしまいじゃん、と思う。
というのは、女が男に執着する事には、危険が伴うからなの。
昔、人類史の一番古い時代にさかのぼると、エデンの園というところで、こんな会話がありました。
「わたしは、あなたの妊娠の苦痛を大いに増す。あなたは、産みの苦しみをもって子を産む。あなたが慕い求めるのはあなたの夫であり、彼はあなたを支配するであろう。」
女が、男をそそのかし、禁断の木の実を食べさせてしまったため、女に下された罰がこれだったのです。
その日から、女は、自分の性(さが)に苦しむことになったんですね。
私は、90歳を過ぎた祖母にこういわれたことがあります。
「惚れたら、いかんぞ。女は男に惚れさせなければ幸せにはなれない」
長く生きてみて、初めてわかるのかもしれません。
「好きな人と一緒になることこそ、女性の幸せ」だと主張する人が、これを聞いたら、怒るかもしれないけど、
考えてみて!
大恋愛をして結婚した人ほど、離婚してるよね。
幸せを運んでくれる王子様などは、絶対に居ないということ。
幸せになるには、男を頼っちゃダメ。
自分の力で、自分の欲しいものや理想の環境を手に入れるしかないんですよ。
男は、あなたを支配するもの、つまり、敵だということをわかったうえで、愛するべきなんです。
でも、それができないから困るのよね。
恋する気持ちを忘れることが、どうしてもできないあなたへ、