]テフは、世界最小の穀物、
エチオピアの低地や高原地帯で広く栽培されていて、エチオピアの主食でもある。
以前は、エチオピアにとっては重要な主食ということで国民の消費量が確保できるように国外への輸出を規制していたのですが、今は、気軽にアマゾンで購入できます。
テフは鉄分、カルシウム、亜鉛などのミネラルに富み、エチオピア人が摂取しているたんぱく質の2/3をテフで賄っているといわれるほど、たんぱく質を多く含有しています。また、食物繊維やビタミンも豊富なので、エチオピアの長距離ランナーたちは、彼らのエネルギーと健康はテフによるものと信じてきました。さらに、腸内細菌に対して良い影響を与えるレジスタントスターチ（難消化性でんぷん）も含有しています。このように小さな粒に多くの栄養成分を持っていることから、一説には“小さな巨人”と称されています。
今、人気のスーパーフードっていうと、キヌアとかチアシードがあリますよね。
正直、私はどちらも食べられなかったーー
だから、スーパーフードは苦手なほうだと思うんですが、このテフは、ご飯に混ぜて炊くだけなので、またまた懲りずに買ってみた！
（レビューは、後程いたします！）
テフの実力
では、このテフは、どれくらいスーパーフードなのか！？
なにしろ、次に流行する栄養満点のスーパーフード世界のセレブから注目されているというのですから、栄養価はもちろん、美容食としても素晴らしいはず。
- 食物繊維たっぷりで便秘にもいい
- 小麦の3倍もの鉄分
- 8種類の必須アミノ酸を含む良質なたんぱく質とミネラル
- カルシウムの量は小麦の25倍
- 満腹感がある
- 栄養価が高くカロリーも低い
- グルテンが一切含まれていない
ダイエットにも、栄養素の豊富さから言っても、このテフが素晴らしい食べ物であることは間違いないようです。
テフの食べ方
粒で買った人は、さっきも言ったけど、一合のお米に大匙いっぱいのテフを入れて炊くだけでいいので、簡単だよね。
パウダー状のタイプも売られていますが、こちらは、小麦の代わりにケーキなどお菓子つくりに使えます。ただし、全部をテフにするとおいしくないそうで、３：１くらいがちょうどいいみたいです。
また、お菓子になったテフも、売られているので、お手軽に取り入れる人にはお勧めです。
エチオピアの主食インジェラ
エチオピアの方たちは、どうやってテフを食べていらっしゃるのかな。
と思ったら、親切にネットで紹介されていました。
エチオピアの主食 インジェラは、テフの粉を水に溶かして発行させ（乳酸菌を混ぜ）ます。
そのまま2～3日発酵させてからフライパンにクレープのように薄くのばして片面を焼くだけで完成！
おかずや野菜などを巻きながら食べるのがエチオピアの一般的な食べ方です。
発酵しているので若干膨らみ薄いスポンジケーキのような見た目で、味は小麦に酸味を足した独特の風味が特徴です。
実際、この料理を召し上がった人が紹介していたのは、こんな料理
（クイーンシーバ エチオピアレストランから拝借しました）
グレー色のクレープのような形のインジェラの上に、ドロワットと呼ばれる鶏肉の煮込みシチューのようなものや、野菜サラダ、レンズ豆の煮たものなどを乗せて、手でまとめて食べる
口の悪い人たちは、このインジェラを、濡れ雑巾のようだと書いていますが、大変失礼な話ですよね。
日本人が食べるご飯を、ウジ虫のようだと言われたら、どれくらい不快に感じるか、想像してみてください！
日本人がごはんをこよなく愛しているように、エチオピアの人たちは、このインジェラを大変誇りに思っているのです。
食べてみたいな、エチオピアの料理
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