美味しく食べてやせるホルモン、GLP-1を増やす食事

たけしのみんなの家庭の医学で、注目の的になったある食品を使った肥満解消法

スーパーでは、とても安価で庶民的な食べ物として、ワゴンセールにいつも山積みされている、あの食品。ダイエットにとても良いようです。

紹介された肥満解消法は、食事制限、運動等やせる努力の必要なしという事で、大変衝撃的な内容だったようです。

この肥満解消法が、注目しているのは、やせるホルモンGLP-1。

このGLP-1の糖尿病治療薬を148kgの糖尿病患者に投与したところ、76キロに減量したというデータがあるそうです。

しかし、残念ながら、GLP-1の薬剤は、糖尿病治療薬としては認可されていますが、ダイエット目的では使えません。

そこで、GLP-1を食事で増やして痩せるにはどうしたらいいのかという事で、番組で調査したところ、サバ缶と食物繊維を組み合わせて摂るという方法がいいということになったようです。

やせるホルモンGLP-1の働き
脳には、満腹中枢を刺激する作用
胃に長く食物を引き留める作用、
すい臓への働きとしては、インスリンが出やすくなるといった作用

具体的に、やせるホルモンを出しやすい栄養素としては、一つは食物繊維があげられます。
量の目安としては、1日約18g

そして、さばの水煮缶、含まれるEPAがやせるホルモンを出すそうです。缶詰がいいのは、効率よくEPAが摂取できるから。

要するに、食物繊維とEPAが小腸を刺激して、GLP-1を多く分泌させるというんですね。

食物繊維とEPAならば、安価なサプリメントでとることができますが、おいしくて満腹感が欲しい食いしん坊さんには、サバ缶を使った料理がおすすめです。

番組で紹介された山形県のひっぱりうどんは、サバ、ねぎ、納豆は外せないそうで、そのほかに、卵、大根おろし、キムチ、ねぎ、鰹節、漬物などを加えて、熱々に茹でたうどんを食べる料理です。

また米沢市では、みそ汁の中へサバ缶の汁ごと投入して食べるそうです。

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糖尿病の治療につかわれるGLP-1の働きについてもネットに出ていましたので、載せておきますね。

2型糖尿病に対する新たな治療薬として注目されているGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激 ポリペプチド)とともにインスリンの分泌を促進する働きをもつインクレチンというホルモン。

このホルモンは、食事をとると小腸から分泌されます。

食事をとって血糖値が上がると、小腸にあるL細胞からGLP-1が分泌され、すい臓にあるGLP-1受容体(鍵穴のようなイメージ)にくっつき、β細胞内からインスリンを分泌させるのだそうです。

また、インスリ ンの分泌を促進させるほかに、血糖値を上げるホルモン、グルカゴンの分泌を抑制する働きあるほか、すい臓のβ細胞を増やす作用もあります。

さらに、食べた物が胃からの排出するのを遅らせる作用や、食欲を抑える作用などがあるそうです。

このような作用によって、GLP-1を使った薬剤は、インスリン分泌を促進させ、低血糖を起こしにくく血糖改善に優れた働きをするため、日本人の2型糖尿病患者さんに適しているとして期待されています。