日本人の物に対する価値観が、アメリカで評価されているらしい。
でも、今、もてはやされている持たない暮らしを尊ぶ概念は、今始まったものではなくて、大昔からあったもので、
もっと云うなら、もうほとんどの日本人が忘れてしまったものだと思うんだよね。
昔の人がすごい!!と感じることは、私のような年代の人は皆、かなりの面であると思う。
言っちゃ悪いが、我々の親の世代は、明治・大正時代の人たちより魅力に欠ける気がする。
がさつで物質主義の人が多い。
当然、その子供である私たちは、その傾向がさらにひどい。
こういうと、受けがよくないだろうけど、戦争で何もかも失ったから、食い物や持ち物を捨てられない体質が出来上がってしまったのではないだろうか、なんて思ってしまう。
持たない暮らしに憧れるのは、私たちがガラクタを持ちすぎているからですよね。
もったいないということと、入らないものが捨てられないということは、別のことだからね。
出来れば、キャリーバッグ一個に必要なものだけを入れて、フーテンの寅さんみたいに生きてみたいと思う。
出来れば住む場所も、なくていい。
コンドミニアムや下宿屋さんなどを、渡り歩くのはどうだろう、なんていつも考えている。
実際、今、友達の家に居候させてもらってるんだけど・・・
友達には言えないが、正直ちょっと不自由ではある。
やはり誰かと共に生活するということは、自分の中の一部分を殺すことが必要になるからね。
やっぱ一人がいいのかなあ~~
フーテンのとらさんになる前に、竟のすみかを探さなくちゃいけなくなっちゃうわよね。
コンドミニアムより、老人ホーム。。。か?
焦るなあ~~
これからの50年をどう生きていくべきなのか・・・
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