結婚すべきかどうか
５０代の男女が結婚して、メリットってあると思う？
子供が生まれるわけでもないし、税金面で控除があるわけでもない。
むしろ、寡婦控除がなくなる。(笑)
親族も、友人も、みんな「そのままでいいんじゃない？」という。
それでも、当人たちが結婚したほうがいいと思うのはなぜなんだろう。
死ぬまで一緒という安心感なのじゃないかな、と思う。
たとえば、どちらかが、どこかで倒れて病院に担ぎ込まれた時、
内縁関係だと、連絡してもらえないんですよね。
病状について医師や看護師に尋ねても、本人に意識がない場合、
話せないといわれる。
どうでもいいことのようだけど、現実になると悲しい。
つまり、合法的な関係がないと、最後まで寄り添うことができないと
いうことなんですね。
最後は一人というけれど、最後を迎える瞬間は、最愛の人に
近くにいてほしいという気持ちは、誰にでもあるんじゃないでしょうか。
そう考えると、結婚って素敵だなって思う。
ところが、最近は、熟年離婚を願う人が増えていますよね。
熟年離婚をしようと言い出すのは、殆ど女性の方ですよね。
それを云われたご主人が気の毒でたまりません。
もっとも、若いときは、男性側が離婚を考えるのがふつうでしょう。
この世で出会う何百何千という女性と、奔放な恋をしたいと思うのが、
男の性なのだから、
その欲望を一生懸命に抑え込み、
我慢に我慢を重ねて、子供と妻を養い続けてきた夫。
年を取って、もう、若い女性に見向きもされなくなったら、
妻が、別れたいと云い始める。
は？ といいたいよね。
なぜ、女性は、熟年になって離婚したがるのか。
それは、もしかしたら、平均寿命まで年数が多いからかもしれないですね。
男性が、定年になって６０代半ば、そのとき、妻は、まだ５０代。
夫は、死を、比較的身近に感じているけれど、妻は、全然そんなことを考えてはいません。
だから、二人の考えにずれが生じるんじゃないでしょうか。
首尾よく熟年離婚を果たした妻は、離婚して、どんな素敵な人生を
送るんでしょうか。
あとで後悔することはないんだろうか。
いや、絶対後悔すると思うな。
余計なお世話か・・・
コメント