資産額における富裕層
富裕層という言葉は、そんなに古い言葉ではなく、一般的になったのは、2005年に流行語大賞にノミネートされてからだそうです。
それまでは、なんと呼ばれていたかというと、代表的なのは「お金持ち」という呼び方ですね。でも、あまり感じがよくないので、そのうち、高額所得者と呼ばれるようになり、やがて富裕層に変わったというわけ。
富裕層という言葉が一般的になってからは、金持ちのほか、百万長者、億万長者という言葉も、あまり使われなくなった気がしますね。
ところで、言葉が一般的になれば、定義を設ける必要が出てきますよね。
そこで、野村総合研究所というところで定めた基準にしたがって、富裕層と定義されるのは、純資産総額が1億円以上の人を指すようになりました。
この純資産総額とは、預貯金や株式、投資信託や債券等の金融資産から、負債を差し引いた総額の事です。
純資産総額が1億円以上の人は、日本に何人くらいいるのでしょう。
約86万世帯あるそうです。
あなたが、富裕層の仲間入りを果たすには、あとどれくらい資産を作ればいいですか?
え?
9000万?
なるほど~~~
確かに、サラリーマンが一生かけて稼げるのが平均2億円だそうですから、定年退職するまで、会社からもらう給料の半分を預金していっても、1億円ためるには、定年までかかるという計算になります。
老後の蓄えのために、半世紀かけて預金を増やすと云うのは、生き方としてどうなんでしょう。
せっせとためるだけの人生、幸せといえますか?
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